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『寂れた漁港』


253 :本当にあった怖い名無し:2011/08/19(金) 12:30:16.82 ID:x00Hf6TIO
昔体験した気になる事。
確か5月か6月頃の平日、知り合いの兄ちゃんに連れられて、江ノ島方面へ釣りに行った時の事。

徹夜で釣りしてたんだけど全然釣果が無く、場所を代えて寂れた漁港みたいなとこで粘ってて、昼過ぎた辺り。
兄ちゃんは、釣れないのと運転疲れで仮眠という名のふて寝中。
俺の方はいろいろな釣り方試そうとして、前の仕掛け片付けてると、ガリガリっていう鉄を削るような音が。
音がした方を見てみると、古そうな車が船を止めるロープを結ぶ出っ張り(R状のアレ)を車の腹で擦って立ててる音だった。
おいおい擦ってる擦ってるって突っ込もうと運転席見たら、老夫婦が真顔で乗ってる。
ナンバー見たら札幌ナンバー。
この人達こんな所に来てまで何やってるんだ?てか、まだ擦り続けてるし。

何かしらの珍事が発生していると認識し、兄ちゃんに報告に行くと、
兄ちゃんは既に起きていて、忌ま忌ましげに例の車を時折睨みながら道具を片付けていた。
「おいっ、ボン(俺の事)もう帰るぞ」と、片付け終わると直ぐさま帰宅。
その頃にはもう例の車は動いてなかったんだけど、車降りて確認とかせずに相変わらず二人して座ったまま。

帰り道、なんで急いで帰るのかと聞くと、
「ああいうのが出てくると、今日はもうダメなんだよ。あと帰り上混むし」と言って、この話はこれで終了しました

翌日のニュースには、車が海に飛び込んだといった事件は無かったと思います。

最近になってこの話を思い出したんだけど、本当にそういう伝承があるのか知りたくて書き込みました。
それとも、単に帰りの首都高の渋滞が面倒になって話作ったんですかね。
兄ちゃんとは何年も前から音信不通なので、本人に聞くことは出来ません。
ちなみに、兄ちゃんの職業は的屋で、出身は四国だったと記憶しています。


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